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代表理事ごあいさつ

加藤 深雪 (Miyuki Kato)

人は皆、得意なことも苦手なことも違うけれど、だからこそ1人ひとりに存在する意味がある。
 

私は学生時代から、知能は人並み以上に高く学校の勉強はよくできるのに社会適応がうまくいかない人のことを不思議に思ってきました。そして10年ほど前、その特徴が「自閉スペクトラム症(ASD)」という言葉で説明できることを知りました。自閉症の支援プログラムとして世界的に知られるTEACCHで代表を務められるメジボフ博士が、2018年の自閉症カンファレンスの中で、一般の人とASD者の違いを「WindowsとMacの違いのようなもの」と表現された時、ストンと附に落ちた気がしました。どちらが正しいとか間違っているとかではなく、思考システムが違うのだと。


自閉スペクトラム症を理解するのは容易ではありません。でも、知らないことで無意識に人を傷つけてしまうことがあります。よく知ることは差別意識を減らし、問題解決に役立ちます。私も長く真っ暗なトンネルを手探りで歩くような経験しました。暗闇でもがき苦しんでいる時、正しい知識や専門家のアドバイスが一筋の光明となる事があります。私たちは、同じように苦しんでいる方々に、希望の光をお届けしたいと思っています。

Coming together is a beginning, keeping together is progress, working together is success. (Henry Ford)

    “共に歩むことで始まり、互いに寄り添うことで進歩し、共に働けば成功する” ヘンリー・フォード

 

当法人の理事3人は、筑波大学社会人大学院で職場のメンタルヘルスについて学ぶ中で出会いました。職場のASDを巡る問題解決をテーマに研究していた私に協力してくださった産業カウンセラーとキャリアコンサルタントのお2人の専門家としての経験の豊富さと信頼できるお人柄に惹かれ、
2020年、当法人設立に際し、お力をお貸し頂けるようお願いしました。

 

私たちはそれぞれの専門性や資源を生かして高い品質のサービス提供に尽力して参ります。

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